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前領主の「懸念と希望」は恐らく"ジェンダー(文化的・社会的な男女の差異)"だったのだとアルスは考える

 数十年間も閉じられた領地ロブロウだったから、職種や立場のジェンダーに関しては、まだ寛容な受け入れ方が出来なくても仕方がない

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けれど、開かれたセリサンセウム国の王都から来た人物達なら、ロブロウでのジェンダーの在り方が『古い』と一蹴される事を前領主は望んでいる様子なのが、グランドールとアルスには理解出来た

前領主にとって、娘に領主を任せるに当たりロブロウの"古い考え方"が懸念で、王都からの"拓かれた進んだ考え"が希望だったのだろう

(ロブロウに比べたら、確かに王都はいくらか進んでいるけれど、やっぱり表に立つとしたら男性が多いもんな)不意にアルスの頭に、国の最高ランクのパティシエ・マーガレットと、王族護衛騎士の筆頭もこなすディンファレの姿が浮かんだ

(こんな例え方は失礼と思うけれども、やっぱり"女性"ながらも2人とも凄いって世間は評価するんだろうな)そんな女性達を尊敬しながらランプを掲げ、地下通路を進みながら"妹"であるリリィを見た

今は"友だち"に美味しい夜食を届けようと、マーサが握ったライスボールが入ったバスケットと、ウサギのぬいぐるみを抱えて意気揚々に歩いている

(リリィも、その内、何かの"代表"になりそう)凛として負けん気の強い可愛い"妹"を見て、アルスはクスリと笑いが漏れた

お兄ちゃん、どうして笑っているの?」リリィがそれを聞き逃すはずもなく、尋ねる

「ええっ~と、ルイ君は美味しい物なら確かに喜ぶだろうけれど、リリィの手作りだったらもっと喜んだかな?って思って」笑った事への回答にはなっていないのだが、リリィはアルスの返答には納得出来るものがあった

「明日もルイが座敷牢にいるなら、マーサさんに料理を教えて貰おうかな」「料理長さんに時間があった時にでも、お願いしたらいいよ」上手い具合にごまかしたアルスは、バスケットを抱えていない方の手でリリィが抱えているウサギのぬいぐるみに扮している、賢者を眺めた

(ウサギの賢者殿は、もしも今日の農業研修を一緒に行ったなら、どんな言葉を仰るかな)"まだまだ世の中は、人を評価する時にジェンダーという範疇(はんちゅう)に捕らわれているねぇ"いつもののんびりとしたウサギの賢者の声でそんな事を言いそうだと、アルスの頭の中で自然に再生出来た

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 「座敷牢って、随分と奥にあるのね」リリィがそんな事を言った事で、アルスは想像から引き戻される

確かにリリィが言うとおり、随分と歩いたが中々座敷牢にはたどり着けないでいた

「道は一本しかないから、間違う筈もないしね」そんな事をアルスが言うと、通路の奥の方で音がする

条件反射でアルスが利き手に持っていたランプを持ち替えて、剣に手をかけた

「そんな物騒に構えないでくださいよ」薄暗くてよく通路の造りが分からなかったが、緩やかな曲がり道になっていたらしい